東洋構造コンサルタント株式会社 1級建築士事務所
東洋構造コンサルタント_最新情報 東洋構造コンサルタント_会社情報 東洋構造コンサルタント_事業部 東洋構造コンサルタント_実績 東洋構造コンサルタント_お問い合わせ
東洋構造コンサルタント_トピックス

最新の記事一覧
ブロック塀の耐震診断を義務化へ
「界壁なし」でレオパレスを提訴
車椅子用客室の設置基準を見直し
断熱材引火で作業員5人死亡
メディアテークで耐火被覆材が剥落
熊本地震から2年、小破の5割残存せず
改正民法が成立、「配偶者居住権」を新設
確認申請せずに増築した屋根が崩落
西日本豪雨で死者200人
大阪北部地震 繰り返されたブロック塀の倒壊死亡事故
耐震補強済み庁舎はなぜ倒れた
大阪北部地震、壁倒壊で死者
完売マンションの確認取り消し東京地裁で建築主が敗訴
レオパレスのアパート、建基法違反の疑い
全国1700棟が震度6強で倒壊の恐れ
実在建築士をかたり無資格設計
地盤面誤認は監理者にも責任
都内251棟が震度6強で「倒壊の危険性
前橋市有の温浴施設で4mの金物が落下
千葉・浦和の液状化対策工事が中止へ
ベランダ転落事故の防止で提言
地下鉄なんば駅で天井落下事故
建基法改正案、大規模火災対策を強化
台湾東部・花蓮地震
札幌支援施設火災の教訓
台湾花蓮地震で高層ビルが倒壊
緩勾配屋根の積雪荷重を強化
筑波大で25トンの渡り廊下屋根が落下





過去の記事一覧
メディアテークで耐火被覆材が剥落
 東日本大震災などの地震の影響と、その後の経年劣化によって剥離につながった可能性がある――。仙台市青葉区の「せんだいメディアテーク」内の市民図書館で、耐火被覆材の一部が落下した事故について、市は7月26日、事故原因についてこのような見解を示した。
 事故が発生したのは7月14日午後4時ごろ。吹き抜けとなっている3階フロア西側天井の壁際から、耐火被覆材が約5.1m下の机に落下した。近くの椅子に座っていた利用者の40代男性に破片が当たり、右肘に軽傷を負った。
 せんだいメディアテークは、2000年8月竣工。細径厚肉鋼管で構成する大小13本のチューブが、鉄骨フラットスラブを支える構造だ。落下したのは、鉄骨フラットスラブの下側に施したセラミック系の耐火被覆材だった。スラブから吊り下げた天井材と壁面の約50cmのクリアランスから落下した。
 剥落した耐火被覆材は長辺約1m、短辺40~50cmで、厚さ25㎜。新築時、スラブに直接、コテで複数回塗り重ねて仕上げていた。市は15年に定期調査を実施していたが、異状は見つからなかったという。
 市は、事故発生翌日の18年7月15日から市民図書館の一部を臨時休館。新築工事の際に施工を担当した熊谷組が、剥落箇所と同じ建材で施工した箇所を目視とテストハンマーによる打診で点検した。市都市整備局公共建築部営繕課によると、3階東側天井の壁際や4階天井のチューブ周囲などで、耐火被覆材の亀裂や膨れが新たに見つかった。

 市は、これらの箇所も剥落の危険性が高いと判断し、耐火被覆材を除去。剥落箇所と合わせ、防火対策の応急措置として、既存と同種の耐火被覆材をコテ塗りで補修したうえで、防護用ネットを取り付けた。
 市は安全確保が完了したとして、7月27日から図書館の利用を再開した。剥離の原因は8月6日時点で調査中だが、地震や経年劣化による層間剥離と推測している。
 市営繕課は本誌の取材に対し、「剥落箇所のスラブには被覆材の一部が残っていた。被覆材が表層に近い部分で剥離していた箇所もあった。震災を経ても落下しなかった部位なので、施工不良の可能性は低いと考えている」と回答した。 (谷口りえ)



























ソース :
日経アーキテクチュア 2018_8-23
このページのトップへ